東京科学大学 環境・社会理工学院 融合理工学系. クロス研究室
Institute of Science Tokyo, School of Environment and Society
Transdisciplinary Science and Engineering
クロス・研究室では、再生可能エネルギー政策、SDGs、バイオマス廃棄物のエネルギー変換、水素分離と貯蔵、新規触媒、化学反応工学への機械学習の応用、教育におけるAIとVR/XRの利用、CHAT-GPT、説明可能なAI、環境毒性学に関する最先端の研究を行っている。研究室では多くの査読付き論文を発表しており、論文は国際会議で発表されている。
研究室の研究分野は、国連の持続可能性目標(SDGs)のうち6つと一致している。 日本人学生は研究室で学び、他の日本人学生や留学生と一緒にアメリカ英会話を学ぶことで、グローバルなエンジニアになることができる。
最新の研究活動についての詳細は、メールまたはお問い合わせフォームでクロス教授にお問い合わせください。
◇クロス教授プロフィール◇
アイオワ州立大学でPh.D.(化学工学)取得後、1993年に来日し、科学技術庁(STA)・米国の科学技術省(NSF)の
ポスドクフェローシップとして、物質・材料研究機構(NIMS・旧称:機材料技術研究所)で、ホウ素のプラズマ蒸着で
薄膜の研究に従事した。1994年には、米国NSF と国際交流基金日米センター(CGP)のポスドクフェローシップを獲得し、
富士通厚木研究所において1996年まで強誘電材料の研究を行ってきた。さらに、1996年から2008年にかけて、
富士通研究所で強誘電体不揮発性メモリ(FeRAM)に関する研究と高信頼性技術に従事し、金属酸化物電極 技術を
開発するとともに、海外大学との共同研究を先行的に進めてきた。その後、2008年に東京工業大学理工学研究科工学基礎科学講座教授に着任し、2016年より現在の環境・社会理工学院融合理工学系エネルギーコースに所属。
大学では教育工学、アカデミックライティング、融合系材料物性工学基礎を教えるとともに、国際交流に関する活動も積極的に参加している。
教育
◆1988-1992年 Ph.D. 、化学工学・材料科学, アイオワ州立大学、エイムズ市、アイオワ州、米国
◆1986-1988年 MS、化学工学、アーカンソー大学、フェイエットビル市、アーカンソー州、米国
◆1982-1986年 BS、化学工学、カンザス州立大学、マンハッタン市、カンザス州、米国(優等生プログラム)
受賞
◆2021年、2019年(2)東京工業大学工学部最優秀教員
◆2019年 Best Paper Award、IEEE Learning with MOOCs Conference、米国ウィスコンシン州ミルウォーキー
◆2015年 東京工業大学最優秀教員賞、東京工業大学最優秀教員賞
経歴
2016年 現在 東京工業大学教授
環境・社会理工学院 融合理工学系 エネルギーコース(主担当) , 地球環境共創コース / 物質理工学院 材料系 材料コース
2014年〜 現在 東京工業大学オンライン教育開発室長
2011-2015年 東京工業大学、3つの異なる大学院工学部の非常勤教授
2008-2015年 東京工業大学教授基礎と戦略的計画
2006-2008年 東京工業大学、セラミックサイエンス客員教授
2002-2005年 東京工業大学客員准教授、陶磁器科学
2002-2008年 富士通研究所、厚木市、主任研究員
2002-2005年 東京工業大学客員講師、化学工大部門
1996-2002年 富士通研究所、厚木、スタッフリサーチャー
1994-1996年 US-NSF CGPポスドク研究員、富士通研究所株式会社、厚木市、日本
1994年 日本NIRIM-COEポスドク研究員、NIRIM(現在はNIMS)つくば市、日本
1993-1994年 日本STA・US-NSFポスドク研究員、NIRIM(現在はNIMS)、つくば市、日本